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「愛について アジアン・コンテンポラリー」
@東京都写真美術館
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L子(仮)の現場レポート

L子(仮)の現場レポート 第四回 「あっという間に秋到来(涙)!/多言語飛び交う【愛について】展 の現場/出品作家キム・オクソンさんの素敵な感性」の巻

第四回
「あっという間に秋到来(涙)!/多言語飛び交う【愛について】展の現場/出品作家キム・オクソンさんの素敵な感性」の巻

私が現場をかけずりまわっている間に、展覧会は好スタートを切り、毎日たくさんの方にご来場頂いています。
あんなに暑かったのに、もはやジャケットが必要。

稲も干される季節って!
秋来ぬと、目にもさやかに見えはじめてる……!!
風の音にぞ号泣しながらこれを書いています。L子(仮)です。

今回レポートするのは、韓国を代表する作家の一人であるキム・オクソン(金玉善)さんの収録現場です。

出品作品「ハッピー・トゥゲザー」シリーズのテーマにもなっているように、ご自身もドイツ人男性と国際結婚し、済州島(チェジュ島)に暮らすオクソンさん。英語もご堪能ですが、今回のインタビューは韓国語で行われました。

ちなみに、出品作家さんたちは皆さん英語が堪能です。グローバルに活躍する作家としては当然のことかもしれませんが、日常生活の中で外国語に接する機会が少ないL子(仮)にとって、多言語が飛び交う展覧会の現場はとても刺激的!

興味のあるお話なら、自分の語学音痴ぶりも忘れるほどです!(第二外国語として履修したフランス語の単位を落としまくり、大学4年生になってもまだ語学の授業に出ていた、L子(仮)です……)。

通訳さんがオクソンさんの韓国語を日本語に訳しているのを聞いていると、ところどころ日本語と似た音の単語があり、遠い昔に大陸から伝わってきた漢字や言語のルーツにも思いを馳せてしまいます。
韓国語って音がかわいいなぁ。

教育、社会学を専攻していたオクソンさんは、人間や社会への興味が写真表現へとつながっていったそうです。

写真サークルでの活動や、学校新聞の記者をしていた学生時代、「社会への眼差し」だった写真の視線が、「外国人と結婚した既婚女性としての自分」、「済州島に生きる異邦人としての自分」へと向かっていったと語るオクソンさんの言葉からは、【いろんな愛のかたち】を模索する多くの人々の存在をリアルに感じました。

日本と同じように、もしくはそれ以上に家父長制度の強い韓国の文化的背景、国際結婚に伴うビザや国籍の制度、法律の問題、差別や偏見……。決して軽いとは言えないテーマを扱う、一見クールなオクソンさんですが、この日の服装は、黒地に小さなドットとカラフルな花のモチーフがあしらわれたシャツがとてもキュート!(インタビュー映像でぜひチェックを!)

須藤さんのときにも感じましたが、作家のファッションにはやはりどこか作品との共通点を感じます。インタビューの数日前に行われた内覧会の際も、グリーンのモチーフが素敵なネックレスが印象的だったことを伝えると(写真上 オクソンさんは左から2番目です)、静かに笑って👍。

「あ〜済州島にも行ってみたい!」と旅への渇望に悶絶してしまうL子(仮)でした。

2018-11-01T03:07:18+00:00