Relay Essay #3 | リレー連載 My 亜細亜 なう

第三回
「お茶」×「アジア」
×「コンテンポラリー」

お茶を通して知った“全力の優しさ”

台湾に通い始めたのは15年ほど前だったろうか。台湾好きの友人に誘われて、ごくふつうに観光旅行で台北を訪れたのが始まりだ。
台湾でお馴染みの亭子脚(ティンアーカ)と呼ばれる商店街のアーケードは、今ではすっかりバリアフリー化が進んだけれど、当時はまだデコボコの段差だらけ。
この段差を上ったり降りたり、時には路上に寝そべる犬たちをよけながら薄暗い夜道を歩いていると、何だか「アジアに来たぞ」という実感が湧いてワクワクしたものだ。

続きを読む
PDFをダウンロードする [13MB]

藤森陽子 (ふじもり ようこ・写真と文)
フリーライター。フードを中心にライフスタイル誌や女性誌などで執筆。台湾茶にはまったことを機に渡台を重ね、「BRUTUS」「an・an」「Hanako」などの台湾特集も担当する。コーヒー、紅茶、台湾茶をこよなく愛し、昼間のカフェインを夜のお酒で洗い流す嗜好系ライター。

2018-11-06T14:28:01+00:0011月 6日, 2018|